2021.9.2.RELEASE
ベッカ・スティーヴンス&ザ・シークレット・トリオ
【日本先行発売】
Becca Stevens & The Secret Trio
RPOZ-10070
定価¥2,640(税抜価格¥2,400)
解説:渡辺 亨
Official Music Video「The Eye」
《CLICK》1stシングル
ベッカ・スティーヴンスのニュー・プロジェクトによる最新作。マイケル・リーグのプロデュースにより、NY在の中近東アーティストたちと作った新たな官能的な世界。
■オリジナル・アルバム『ワンダーブルーム』、イーラン・メーラー(p)とのデュオによるスタンダード集『パレット・オン・ユア・フロアー』と広い振り幅で進化し続けるベッカの最新作は、中東の音楽にインスパイアーされた内容。2019年の「GroundUp Music Fes」出演時に観たNew York Gypsy All Starsの演奏に大きな衝撃を受け、その後マイケル・リーグのプロデュースの元でアルバム制作をスタートさせた。
■ザ・シークレット・トリオのメンバーは、ターキッシュ・ポップスの女王セゼン・アクスのアルバムに参加&楽曲提供もしているアルメニア人のアラ・ディンクジアン(ウード)、New York Gypsy All Starsのリーダーであるマケドニア人のイスマイル・ルマノフスキ(クラリネット)、そして同グループメンバーのトルコ人タマル・ピナルバシ(カーヌーン)。全員が伝統音楽をベースにクラシック、ジャズ、ポップス他を取り入れて世界中で演奏活動をしているトップ・ミュージシャンたち。
■ベッカ本来の持ち味であるジャズのテクスチュアをベースにしたフォーキーなサウンドが、アラブ~トルコ音楽と絶妙に融合したコンテンポラリー・サウンド。クラリネットをナーイに置き換えるとアラブ古典音楽の伝統的な編成になるが、クラリネットのバルカン・ジャズ的音色でアップデイトしている。ベッカはヴォーカル/ギター/ウクレレ/チャランゴ、マイケル・リーグはムーグ・ベース、バック・ヴォーカルを担当。大半がこの二人の共作だが、フォーク系のSSWポール・クレリのカヴァー(M4)、リルケの詩(M7)なども含まれる。アコースティック・サウンドに回帰しながらアーティストとしてのスケールを進化させており、またヴォーカル表現力は繊細にコントロールされ、スロウな曲での歌唱はトルコ歌謡の歌手のように艶めかしい。しかし文化のメルティング・ポットであるNYらしい音でもある。
■ベッカ・スティーヴンス
(ヴォーカル、ウクレレ、チャランゴ、アコースティック・ギター)
Becca Stevens (Vocals, Ukulele, Charango, Acoustic Guitar)
■ザ・シークレット・トリオ The Secret Trio :
アラ・ディンクジアン (ウード)
Ara Dinkjian (Oud)
タマル・ピナルバシ (カーヌーン)
Tamer Pina Pınarbaşı (Kanun)
イスマイル・ルマノフスキ (クラリネット)
Ismail Lumanowski (Clarinet)
■マイケル・リーグ
(ムーグ・ベース、バック・ヴォーカル、アコースティック・ギター)
Michael League (Moog bass, Back ground vocals, Acoustic guitar)
■ネイサン・シュラム (バック・ヴォーカル)
Nathan Schram (Back ground vocals)
*プロデュース:マイケル・リーグ
*共同プロデュース:ベッカ・スティーヴンス&ニック・ハード
*ミックス:マイケル・リーグ&ニック・ハード