2020.9.23.RELEASE
ベン・ウェンデル
ハイ・ハート
Ben Wendel/High Heart
RPOZ-10060
定価¥2,400 (+税)
解説:柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
試聴PV「Drawn Away」
https://www.youtube.com/watch?v=b-1Fob51xnE
ベン・ウェンデル最新作がUKのエディション・レコーズからリリース。シャイ・マエストロ、ジェラルド・クレイトン、マイケル・マヨ他最強メンバーによるアンサンブルから放たれるエモーショナルな浮遊感。
■斬新なアイデアに満ちた前作『Seasons』に続く2年ぶり5枚目の最新オリジナル・アルバム。2019年のNYウィンター・ジャズ・フェスで結成され、以来ライヴを重ねていた新グループで、メンバーはベン・ウェンデル(ts)、シャイ・マエストロ(p)、ジェラルド・クレイトン(p)、ジョー・サンダース(b)、ネイト・ウッド(ds)、マイケル・マヨ(vo)という最強のミュージジャン達が集結。アカデミー賞にもノミネートされた人気ジャム・バンド“ニーボディ”の中心人物にして、音楽的アイデアとテクニックの高さからLAとNYそれぞれのシーンで幅広い人脈とリスペクトを得ているベン・ウェンデルが、さらにシーンの規範を引き上げていく傑作。
■リフの展開からすでに各ミュージジャンが飛翔できる、恐ろしいほど完成度の高いコンポジションはベン・ウェンデルのさらに新しいアプローチ。デジタル・エイジすら直面する世界と価値観の変化を、アーティストとして希望をもって乗り越えたいというベン・ウェンデルのステートメント的作品なだけに、全編が今までにないエモーショナルな質感。全曲にわたって楽器のごとく展開するマイケル・マヨのヒューマニックな色彩ヴォイスも加わり、アルバム全体にミナス的なテイストすら感じられる。そしてベン・ウェンデル自身が“ハービー・ハンコックとチック・コリアのデュオのようなサウンド”とイメージしたシャイ・マエストロとジェラルド・クレイトンは、それぞれピアノとローズによる浮遊感あるハーモニーで、サックスとヴォイスに共鳴しながらサウンドに大きな広がりを与えている。
■U.K.のエディション・レコーズは、「British Record Label with a European sensibility and global presence」を標榜し、ジャズ・シーン全体の新しい動きに目を向け、洗練された美学が評価されている最重要レーベル。今回ベン・ウェンデルという決定的なアーティストと契約し、さらにその存在感が高まっている。
■プロデュース/作曲:ベン・ウェンデル
■ミックス/マスタリング:ネイト・ウッド at Kerseboom Mastering. NY
■エグゼクティヴ・プロデュース:デイヴ・ステープルトン
ベン・ウェンデル Ben Wendel :Tenor Saxophone, EFX, Piano,
Wurlitzer(6,7,8), Bassoon(4)
シャイ・マエストロ Shai Maestro :Piano and Fender Rhodes
ジェラルド・クレイトン Gerald Clayton :Piano and Fender Rhodes
マイケル・マヨ Michael Mayo :Voice & EFX
ジョー・サンダース Joe Sanders :Double Bass
ネイト・ウッド Nate Wood :Drums
NOW ON SALE
コルトレーン、アーマッド・ジャマル、オースティン・ペラルド他、影響を受けた自身の音楽的レガシーに捧げたアルバム。
『ベン・ウェンデル/ホワット・ウイ・ブリング』RPOZ-10025
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『ベン・ウェンデル/シーズンズ』RPOZ-10044