2020.5.13. RELEASE
イン・コモン2
:ウォルター・スミス3世&マシュー・スティーヴンス他
RPOZ-10057
定価¥2,400 (+税)
解説:村井康司
ウォルター・スミス3世とマシュー・スティーヴンスによるユニット、新メンバーを加えた最新作。ミカ・トーマス/リンダ・オー/ネイト・スミスが加わり、さらにクールで圧倒的なアンサンブルを表現。
■常にシーンの先端にいるウォルター・スミス3世(ts)と、エスペランサ・スポルディングとの共演でもおなじみの新世代ギタリスト、マシュー・スティーヴンス(g)を中心に発足した豪華ユニット「IN COMMON」。そのデビュー作に参加していたジョエル・ロス(vib)、ハリシュ・ラグハヴァン(b)、マーカス・ギルモア(ds)が抜けて今回はさらに斬新なメンバーが参加。ロイ・ハーグローヴのカヴァー「Roy Allan」以外はすべてウォルター&マシュー作曲。
■新メンバーは、旧IN COMMONメンバーそれぞれとも共演歴がありハリシュ・ラグハヴァンの初リーダー作にも参加していた今NYCで最も注目されている若手ピアニストのミカ・トーマス、そしてパット・メセニーのツアーやファビアン・アルマザン『Rhizome』にも参加し共に来日、強靭なサウンドに定評のある現在最重要ベーシストのリンダ・オー (リンダ・メイ・ハン・オー)、さらにドラムスは今なお最高峰に君臨するネイト・スミス。自由度の高さとアンサンブルの凄さを同時展開させた、まさに今のシーンのレベルの高さを見せつけた快作。
■レーベルは現代UKジャズの最重要レーベル、ワールウインド(Whirlwind Recordings)。USジャズ・ベーシストのマイケル・ジャニッシュが2010年に発足して以来、サム・クロウ(p)、マシュー・スティーヴンス(g)を始めとした最先端のUK~ユーロ~NY実力派ミュージシャンたちの作品を数多く出しているレーベル。
ウォルター・スミス3世
Walter Smith III (tenor saxophone)
マシュー・スティーヴンス
Matthew Stevens (guitar)
ミカ・トーマス
Micah Thomas (piano)
リンダ・メイ・ハン・オー
Linda May Han Oh (double bass)
ネイト・スミス
Nate Smith (drums)
※2019年5月NYアトミック・サウンド スタジオ録音
■プロデュース:ウォルター・スミス3世&マシュー・スティーヴンス
■レコーディング・エンジニア:フェルナンド・ロデイロ
■ミックス・エンジニア:ザック・ブラウン
■マスタリング・エンジニア:ジョー・ラポルタ
■エグゼクティヴ・プデューサー:マイケル・ジャニッシュ(Whirlwind Recordings)