2014.10.22 RELEASE
ベッカ・スティーヴンス・バンド
パーフェクト・アニマル
Becca Stevens Band / Perfect Animal
RPOZ-10005 定価¥2,400 (+税)
解説:渡辺 亨
ホセ・ジェイムズ新作にもゲスト・デュオとして迎えられた"ニューヨーク最良の秘宝"が、最新作で遂に国内盤デビュー。日本先行発売。
日本盤ボーナス・トラック収録
■ジャズのテリトリーとコンテクストを大きく広げたブルックリン・シーン最大の宝石ベッカ・スティーヴンスの最新作。
■ジャズ、フォーク他が再構築された新型アメリカーナ・サウンドに、スコット・ソルターが斬新な音響を味付け。
■自身による緻密な作曲とアレンジ、そして可憐でピュアなヴォーカル。まさに溢れんばかりの才能が満載。
■前作でも話題のカヴァー曲センス、今回はフランク・オーシャン、アッシャー、スティーヴ・ウィンウッドを演奏。
【日本盤ボーナス・トラック】
■2014年録音作
■プロデュース:スコット・ソルター
【ベッカ・スティーヴンス・バンド】
ベッカ・スティーヴンス(vo, g, ukulele, charango)
リアム・ロビンソン(p, kyd, acco,vo)
クリス・トルディーニ(b, vo)
ジョーダン・パールソン(ds, perc)
ここ数年、21世紀以降の新しいジャズ・シーン最大の話題となっていたベッカ・スティーヴンスの最新作が国内盤として登場。ロバート・グラスパー、エスペランサなどから"最も注目すべき存在"、地元NYタイムズ紙も"ニューヨーク最良の秘宝"とまで評した逸材。ホセ・ジェイムズ新作ではゲスト・ヴォーカルとして3曲参加。
デビュー作『Weightless』(2011)は輸入盤ながらロングセラー。フォーク/カントリー、アイリッシュ・テイストなども散りばめられつつ、ブルックリン・ジャズのマナーかつ独特の作曲センス、音の鳴らし方の巧みさなどで日本でも決定的な評価を得る。この新作ではジャンルをさらに横断、プロデューサーはスコット・ソルター(スーパーチャンク、マウンテン・ゴーツ、セント・ヴィンセント他)を起用。インディ・ロックのフィーリングを混ぜつつ、ますます非ジャズ的になるようで、 しかしこれこそ最新型ジャズ、アヴァン・アメリカン・ミュージックと納得させられる内容。
バンドは自身のヴォーカル、ギター、ウクレレ、チャランゴの他に、リアム・ロビンソン(p, kyd, acco,vo)、クリス・トルディーニ(b, vo)、ジョーダン・パールソン(ds, perc)というメンバー。カヴァー曲は2013年グラミー最多ノミネーターのフランク・オーシャン(M3)、アッシャー(M7)、スティーヴ・ウィンウッド最大のヒット曲(M9)と多彩。そして今やファースト・コールがかかるその圧倒的にチャーミングで人を魅了するヴォーカルが最高。