2021.12.22.RELEASE
ポールマー / クワイエット・クラッピング
Pallmer / Quiet Clapping
RPOP-10035
定価¥2,640(税抜価格¥2,400)
解説:山本勇樹 (Quiet Corner)
Official Music Video
《CLICK》「Bricks」
《CLICK》「Quiet Clapping」
カナダの男女デュオによるミニマリズムに満ちた新しいチェンバー&ヴォーカル・ミュージック。チェロとヴィオラのループ・アンサンブルと、フォーキーな女性ヴォーカルの調和が天上に誘う日本デビュー作。
■カナダ東部、プリンスエドワード島のすぐ西にあるニューブランズウィック州フレデリクトン在の、エミリー・ケネディ(チェロ、ヴォーカル)とマーク・クレイン(ヴィオラ)による男女チェンバー・ミュージック・デュオの日本デビュー盤。
■共に小学校からエミリーはチェロを、マークはヴィオラを習い始め、それぞれハイスクールで作曲を始め、西ミシガン大学音楽コースで本格的にクラシックの弦楽四重奏を修得、その修士課程年に知り合った(マークは同大学のジャズ・プログラムでアワードも獲得)。二人ともにクラシック音楽に飽き足らずエレクトロ・インディーロック・バンドに参加したり、他にも現代音楽/ミニマル音楽/ジャズ/フォーク他共通する嗜好を元にポールマーを結成した。
■スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラス、そしてオーウェン・パレットやキャロライン・ショウ他に影響を受けつつ、インディー・クラシックをさらにミニマル化したようなヴォーカル&チェンバー・サウンド。そのインディー・クラシックに連なる現代ジャズ/インディー・ロックのセンスも醸し出しながらインティメイトなサウンドを作り出した。ピチカートとアルコ奏法を巧みに使い分けたチェロとヴィオラによる親密感あるループ・アンサンブル(Loop Stationを使用)で音のレイヤーを重ね、ネオアコ的な淡い声質のエミリーのヴォーカル、フォーキーなメロディ・ラインが、奥行きのあるエーテルなミニマリズムの核となっており、緻密に設計された音響となっている。
■グループ名は、二人が住むニューブランズウィックのストリート名「Palmer」に由来するが、同じバンド名があったため「l(エル)」をひとつ加え「Pallmer」(ポールマー)となった。2018年からライヴとシングル配信を中心に活動を続け、2021年4月に古い教会で録音した“Quiet Clapping EP”をデジタルリリース。今回の日本デビュー盤ではこのEPに、過去のシングルと、タイトル曲のインストVer.もボーナス曲として加えた全10曲アルバムとしてリリース。
Pallmer:
エミリー・ケネディ Emily Kennedy
cello, vocals and double bass (M1-5, 10)
マーク・クレイン Mark Kleyn
viola
*Japanese Bonus Track : M6-10
■M1-5, 10 from"Quiet Clapping" EP PC 2021
*recorded, mixed and mastered by corey bonnevie (monopolized records) at interaction school of the arts in saint john, nb
■M6 from"Allude to What" Single PC 2020
*recorded by a great crew of folks at concordia university, montreal, qc, ca :charlie Harding, william winston, tarek hout, nikilas tsonis, xi lu, connor cook
■M7-9 from"Grass Garden" EP PC2019
*recorded, mixed and mastered at the recordery by brad perry and evan hansen in frederiction, nb, canada