ジェニフェル・ソウザ
永遠でないもの

ジェニフェル・ソウザ/永遠でないもの

2014.11.19 RELEASE

ジェニフェル・ソウザ
永遠でないもの

JENNIFER SOUZA / IMPOSSÍVEL BREVE

RPOP-10006 定価¥2,300 (+税)
解説:江利川侑介  歌詞対訳:荒井めぐみ

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ブラジルで台頭している"ブラジリアン・ニュー・フォーク"の流れから登場した本物の宝石。音楽の宝庫であるミナスの新世代による浮遊感溢れるジェントリー・ヴォイス&サウンド!

■ミナス新世代の更に先を予感させる"歌の復権"。きらめく才能に満ちたシンガー・ソングライターの初ソロ作。
■ミナス音楽特有の浮遊感を保ちながら、モダンなジャズ&フォーキー感覚をブレンドしアップデートしたサウンド。
■アンサンブル、音響、そして聴き手を包み込むヴォーカルがポップに調和した話題のアルバム。

  1. 幸運、または不運
    Sorte ou Azar (Jennifer Souza)
  2. 望み
    Vouloir (Jennifer Souza)
  3. ペドロ&リス
    Pedro & Lis (Jennifer Souza / Artênius Daniel / Ludmila Fonseca)
  4. サージカルテープ
    Esparadrapo (Jennifer Souza / Flávia Mafra)
  5. すべてが終わる
    Logo Tudo Acabado (Jennifer Souza / Ludmila Fonseca)
  6. あてどなく歩いて
    Le Flâneur (Jennifer Souza)
  7. ケルアックのために
    Para Kerouac (Jennifer Souza / Artênius Daniel)
  8. 来たる瞬間
    Possivel Breve (Jennifer Souza)
    試聴する







  9. 自分を大切に
    Cuida de si (Jennifer Souza)

  10. 《日本盤シークレット・トラック収録》

  11. 離れていても心は同じ
    Ensemble Margré La Distance(Marjolaine Carles / Jennifer Souza)

■2012~2013年録音(ブラジル、ベロ・オリゾンチ&サンパウロ)
■プロデュース:チアゴ・コヘア

ジェニフェル・ソウザ(ヴォーカル、ギター、ヴィオラ、アコーディオン、オルガン)
フレデリコ・エリオドーロ (エレクトリック・ベース、アコースティック・ベース)フェリペ・コンチネンチーノ (ドラムス)
チアゴ・コヘア (オルガン、ローズ、ハモンド、パーカッション、コーラス)
ジョアン・マシャーラ (トロンボーン、ホーン・アレンジ)
アラエシオ・マルチンス (トロンボーン)
ジョナス・ヴィトール (テナー・サックス)
ジュヴェンチーノ・ヂアス (トランペット、フリューゲルホルン)
エンヒキ・マテウス (ギター)

ゲスト:
ガブリエル・ヂ・オリベイラ (ピアノ)
ファビオ・ゴエス (ヴォーカル、コーラス、ピアノ)
チアゴ・マセード (プログラミング)
チアゴ・サー (ヴォーカル)
アルテニウス・ダニエル (コーラス)

アントニオ・ロウレイロ、アレシャンドリ・アンドレスを始めとする新世代ミナス(ブラジル南東部ミナス・ジェライス州)音楽シーンから、もうひとつの大きな流れ、インディー・ロック・シーンから派生したブラジリアン・ニュー・フォーク系のシンガー・ソングライターが登場。

フォーキー・ジャズ的なテイストを持ちながらも、ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタを輩出したミナス音楽特有のシネマティックな美しいメロディとハーモニー、浮遊感に満ちた内容。ここ数年は特に優れたインストゥルメンタル奏者を多く輩出しているミナスらしく、音楽的センスに溢れた若手ミュージジャン達と共に作り上げたサウンドはA&Mレーベルも思わせる木管の繊細さ、柔らかで洗練されたアンサンブルが特徴。そして何よりもエコー・センスが素晴らしい自身のエレクトリック・ギターと、トレイシー・ソーンのようなオーガニックかつ儚げで包み込まれるようなヴォーカル。さらに特筆すべきは作曲センス。1曲の中で次から次へと美しいメロディーを紡いでいく才能は本物。まさに至福の一枚。

ミナスを代表する、ブラジル音楽新世代のグループ"トランスミソール"のヴォーカリストを務め、他の若手インストゥルメンタル奏者達と共にローカルな注目を集めてきたジェニフェルが、このアルバムで一躍ブラジル全土から注目を集めるばかりでなく、来年にはフランス~ヨーロッパでもリリース決定。また2013年にはブラジル音楽出版社が選定する"ベスト・ブラジリアン・アルバム"にも選ばれた。まさに旬の勢いのあるアーティストの輝きに満ちたアルバム。