オーブリー・ジョンソン
アンラヴェルド

オーブリー・ジョンソン | アンラヴェルド

2020.2.5. RELEASE

オーブリー・ジョンソン
アンラヴェルド【日本先行発売/日本盤ボーナス曲収録】
Aubrey Johnson | Unraveled

RPOZ-10054
定価2,400円 (+税) 

解説:佐藤英輔

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飛翔感ある抜群のヴォイス・コントロールで、今NYで最も注目されるシンガーのデビュー作。叔父であるライル・メイズが総合プロデュースを担当。

■ライル・メイズを叔父に持ち、音楽一家で育ち幼少時よりシンガーを目指していたオーブリー・ジョンソンのデビュー作。ダイアン・リーヴス、ジョニ・ミッチェル、ビョーク、ダーティー・プロジェクターズ、そしてブラジル音楽に影響を受けており、現在はアーティスト活動の他にボストンのバークリー音大で声楽を、ニューヨーク市立大学クイーズ校でジャズ・マスタープログラムも教えている。

■西ミシガン大学時代から既にダウンビートのコリジェイト・ステューデント・ミュージックアワードで「ベスト・ジャズ・ヴォーカル」を受賞、その後ボストンに移って本格的に活動を始め、ボビー・マクファーリンのアルバム『ヴォキャブラリーズ』にも参加した。2011年からニョーヨークに移り、ブルーノート、ジャズギャラリー、ロックウッド・ミュージック・ホール他で現在まで継続的に活動、フレッド・ハーシュ、サラ・セルパ、トラヴィス・サリヴァンズ・ビョーケストラ他とも共演。ニューヨークでは大変有名な実力派シンガー。

■メンバーはここ数年自身のレギュラー・バンドとして活動しているNYトップ・コール・プレイヤーばかり。カミラ・メサのザ・ネクター・オーケストラを始め多方面で活動中の大村朋子(vln)、バンダ・マグダにも参加したマット・アロノフ(b)、ゲストには現代ブラジル音楽のキーマン、ヴィトール・ゴンサルヴェス(acc)他、オーブリー・ジョンソンの幅広い活動が反映されたメンバー。アレンジもほぼ全曲オーブリーによるもので、バイオリンとバス・クラリネットの効果的な使用等まさにNYコンテンポラリーの息遣いに満ちたアルバム。エグゼクティヴ・プロデュースはライル・メイズ、オーブリーとの共同プロデュースはスティーヴ・ロドビーが担当。

■収録曲は自身のオリジナルの他に、アニー・レノックス、A.C.ジョビン、エグベルト・ジスモンチ、ノーマ・ウィンストンの自作名曲(ノーマのアルバム『Well Kept Secret』に「A Timeless Place」として収録)のカヴァーを収録。さらに日本盤ボーナス曲として、シコ・ブアルキとエドゥ・ロボの名曲「ベアトリス」を収録。ジャズ/クラシック/ブラジル音楽他、様々なエレメントが感じられる。


01.アンラヴェルド
  Unraveled
  (Aubrey Johnson)
02.ライ・イン・ウェイト
  Lie In Wait
  (Aubrey Johnson)
03.ジンジ
  Dindi
  (Antonio Carlos Jobim/Aloysio de Oliviera, and Ray Gilbert)
04.ノー・モア “アイ・ラヴ・ユー”ズ
  No More ‘I Love You’s
  (David Freeman/Joseph Hughes)
05.ザ・ピーコックス
  The Peacocks
  (Jimmy Rowles/Norma Winstone)
06.ラヴ・アゲイン
  Love Again
  (Aubrey Johnson)
07.ハッピー・トゥ・ステイ
  Happy To Stay
  (Michael Sachs)
08.ディーズ・デイ
  These Days
  (Aubrey Johnson/Gentry Johnson)
09.ヴォイス・イズ・マジック
  Voice Is Magic
  (Tomoko Omura)
10.ベアトリス【日本盤ボーナス曲】
  Beatriz *Japanese Bonus Track
  (Chico Buarque/Edu Lobo)
11.カラテ
  Karate
(Egberto Gismonti)


オーブリー・ジョンソン(vo)
大村朋子 (vln)M1, 2, 4, 6, 7-10
マイケル・サックス (b-cl)M1,4-9 (as)M2, 5br />クリス・ジエンバ (p)
マット・アロノフ (b)M1-10
ジェレミー・ノラー (ds)M1-9
ヴィトール・ゴンサルヴェス (acc)M3,11


※2017年3月NYシステムズ・ツー・スタジオ録音
■エグゼクティヴ・プロデュース:ライル・メイズ、
ジョアン&デンヴァー・ジョンソン
■プロデュース:スティーヴ・ロドビー&オーブリー・ジョンソン
■エディット:スティーヴ・ロドビー