ベルンハルト・シューラー(p)、マティアス・ノヴァク(b)、ステファン・エーミッヒ(ds)によるトリオセンスは『First Enchantment』(2002)でドイツからの新星フォルムとして衝撃デビューしたピアノ・トリオ・ユニット。70年代初頭のキース・ジャレットなどECMピアニスト達が表現していたサウンドを、現代ポスト・モダンのユーロ・ピアニズムの世界に再構築、透明感溢れるピアノと親しみやすく美しいメロディは日本でも多くのファンを魅了している。その後も『Away For A While』(2005)、 『When You Come Home』(2008)、そしてアメリカの人気女性ジヤズ・シンガー、サラ・ガザレクとのジョイント作『Where Time Stands Still』(2010)でファン層を広げ、同年コットンクラブでサラとのジョイント&ソロ公演を果たす。主にノルウェーのレインボウ・スタジオでのレコーディングを基本としている。前作『turning points』(2013)ではシャープな切れ味あるサウンドで、さらに多くのファンを世界中で獲得した。