2026.1.28.RELEASE (Digital 1.30)
ナブー
インディゴ【日本先行発売】
N∆BOU / Indigo
RPOZ-10113
定価¥2,640(税抜価格¥2,400)
解説:杉田宏樹
「Unpersuadable Extern」1st single
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「Light Blue Shawl (for Stijn)」2nd single
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ユーロ・ジャズ・シーンの2026ブライテスト・ホープ。Rising Starとして急速に注目を集めるナブー・クレールハウトによるグループ「N∆BOU」の最新作がUK Editionより待望のリリース。
■その独創性と音響的な深みのあるサウンドで、ヨーロッパのジャズ・シーンで大きな称賛を受け注目を集めているライジング・スターが待望の日本盤リリース。トロンボーン奏者で作曲家のナブー・クレールハウトが率いるベルギーのブリュッセルを拠点とするバンド 「N∆BOU」の最新作。2019年にEP『Hubert』を、2021年にはフルアルバム『You Know』をリリースし、ベルギーからオランダ/フランス/UKと次第に話題を集め、遂にEdition Recordsからの2026年最大のブライテスト・ホープとして劇的にヴァージョン・アップした最新作を完成させた。
■最大の特徴は、斬新なエフェクトの使い方による独創的なリゾナンス・サウンド。スナーキー・パピーによるワークショップの影響で微細なエフェクトを自在に操り、夢のような雰囲気とメランコリックなリゾナンスの間を行き来するサウンド・デザインが圧巻。加えて独創的な作曲アプローチによる叙情的かつ瞑想的なパッセージから疾走感あるナンバーまで、幅広くフレッシュなトロンボーン・サウンドが展開される。「まるでトロンボーンという不動の楽器のイメージを再考させるために作られたかのような音楽だ」(ダウンビート・マガジン, USA)。
■ナブー・クレールハウトは1993年にアントワープでベルギー人とアフリカ人のハーフとして生まれ、8歳からトロンボーンを学ぶ。フレッド・ウェズリーの演奏でジャズに興味を持ち、ブリュッセルのアート・ハイスクールからロッテルダムのコダーツ音楽院へと進みロビン・ユーバンクス他を師として学んだ。マーク・ジュリアナや多くのギタリスト~パット・メセニー/ジョン・スコフィールド/ビル・フリゼール/ギラッド・ヘクセルマン/リオーネル・ルエケ他~の影響を受け自己の音楽性を確立、アンブローズ・アキンムシーレに影響され作曲も学んでいく。2021年にベルギーでヘントの「ヤング・ジャズ・タレント賞」を受賞し、欧州全体に活動を広げていく。2023年からはロビン・ユーバンクスをゲストに迎えた自身のトロンボーン・アンサンブルも結成、さらに舞台作品や各地のレジデンス・アーティスト兼専属作曲家、世界各地のフェス出演と勢いにのっている。現在は演奏活動と共に、アントワープ王立音楽院のクラシック科でマスターコーチも務めており、間違いなく最も有望で革新的なコンテンポラリー・ジャズ・トロンボーン奏者のひとりとされている。
■ナブーのメンバーはナブー・クレールハウト(tb)、ヘイス・イデマ(g)、トラウィ・アメルリンク(b)、ダニエル・ヨンカース(ds)によるクァルテット。冒頭曲から既にこのグループが、音像/フレージング/音色/解放感など特別なサウンドを持っていることが証明されている。音の余白を淡い音響で埋めつつ、ナブー・クレールハウトの滑らかに歌うようなトロンボーンとインティメイトな音が他の三人と共鳴しあうアレンジ設計も高いクオリティを持っている。何よりもナブー・クレールハウトのコンポジション・スキル、とりわけリフのアイデア等に確かな才能が感じられる。
■2025年1月ブリュッセル ジェット・セット・スタジオ録音
■プロデュース/作曲:ナブー・クレールハウト
■レコーディング/ミックス/マスタリング・エンジニア:
ヴィンセント・ドゥ・バスト
■N∆BOU:
ナブー・クレールハウト Nabou Claerhout - Trombone
ヘイス・イデマ Gijs Idema - Guitar
トラウィ・アメルリンク Trui Amerlinck - Double Bass
ダニエル・ヨンカース Daniel Jonkers - Drums