2025.9.17.RELEASE
フリーダ・トゥレイ
ホームバディ【CD日本のみ発売/ボーナス曲】
Frida Touray / Homebody
RPOZ-10111
定価￥2,2000(税抜価格￥2,000)
解説：山本勇樹 (Quiet Corner) / 歌詞対訳付
「Ode To Friend」
《CLICK》Official Video
U.K.ジャズ/ソウルのGEM(宝石)、フリーダ・トゥレイの日本限定アルバム第2弾。前作サウンドを引き継ぎつつ、ミニマルなアンビエント感を漂わせる至福の音楽。
■U.K.エディション・レコーズの中で、ネオソウル/エレクトロニック/アンビエント/ネオ・クラシック等までカテゴリーを広げた「E2 Music」の看板アーティストであるフリーダ・トゥレイ。“Frida Touray is an undiscovered gem”と絶賛された前作『メンディング』以来3年ぶりの作品が待望のリリース。制作段階で声を奪われ静止を強いられる「Bamboo Nodes(声帯結節)」と診断され、沈黙と静寂を余儀なくされたがその状況を自身の中で再構築、引き籠っていた家庭という静かな場所から前作以上の温かみのある楽曲を作り、本作を完成させた。同時期に自分が育った祖母の家が売却された時期でもあり、「Home」と「Body」についてのさまざまな思いや感情が綴られている。孤独な時間を祝福するような曲や、自分自身に愛され安心できる自分だけの空間にいることの官能性を讃えるような曲で構成されている。
■フリーダ・トゥレイはスウェーデン出身でロンドン在。幼少時は両親の影響でレゲエに親しみ、ビヨンセやアリシア・キーズから大きな影響を受ける。2014年に音楽専門学校BIMMインスティテュートを卒業。2015年からUKのシンガー・ソングライター、リアン・ラ・ハヴァスのバック・ヴォーカルを務め、サム・クロウをリーダーとする新世代ジャズ/フューチャー・ソウルの「ネイティヴ・ダンサー」に参加。その後もリアム・ギャラガー、エド・シーラン、シネマティック・オーケストラ他のツアーやレコーディング共演、2020年にはリアン・ラ・ハヴァスの新作やジョーダン・ラケイがコモンをフィーチャーした「Signs」では共作者として、さらに2022年にはゴールディーのデュオ・プロジェクト“Subjective”のシングル「Lost」でトム・ミッシュと共にフィーチャリング・アーティストとして参加している。
■本作は最新EPを日本のみ2曲ボーナス・トラックを加え、アルバムとしてCD化したもの。これまでのジャズとネオソウルの基盤を引き継ぎつつ、「静けさ」に根ざしたミニマルで空間的なプロダクションを通して彼女の声とメッセージが際立ち、歌い回しには新たなゆとりが感じられ静かに心を揺さぶる。そして繊細さと同時に“生っぽさ”のあるむきだしの音風景となっている。
■どの曲も引き籠りの時期に自分を救ってくれた様々な人たちへのピュアーな愛情があふれており、崖っぷちにいた自分へのメッセージ(M1)、姉妹や父への感謝の気持ち(M3,5)、生活を見つめるタイトル曲(M6)、そして特にシングル曲「Ode to Friend」は都会の暮らしの中での友への頌歌ともいえ、UKソウル/ジャズ・シーンで今後屈指の名曲として語り継がれる感動的なナンバーであると同時にUKソウル/ジャズという「スタイル」を超越した清冽な名曲。正真正銘の“GEM(宝石)”であることを証明している。日本盤ボーナス曲にはその「Ode to Friend」のアコースティックVer.と、母国スウェーデン語で祖母(Mormor)について歌った幻想的なオリジナル曲。
フリーダ・トゥレイ Frida Touray – Vocals
ベン・ジョーンズ Ben Jones – Guitar, Drums
(M-1,2,3,6,7)
イヴ・フェルナンデス Yves Fernandez
– Bass, Guitar(M-3)
ジェイク・エドワーズ・ウッド Jake Edwards-Wood
- Piano & Synths(M2, 8)
ダニエル・シー Daniel See – Drums
(M2, 4)
■プロデュース：ベン・ジョーンズ
■共同プロデュース：ジェイク・エドワーズ・ウッド、
クリス・ハイソン(Homebody)
■録音：ベン・ジョーンズ at Ben Jones Studio
■ミックス：ベン・バプティエ
■マスタリング：ガイ・デイヴィス(Electric Mastering)
NOW ON SALE
『メンディング』RPOZ-10090