スワヴェク・ヤスクウケ/ロイヤル・シンフォニック・ジャズ・スイーツ

スワヴェク・ヤスクウケ/ロイヤル・シンフォニック・ジャズ・スイーツ
エーラ


2025.6.18.RELEASE

スワヴェク・ヤスクウケ /
 ロイヤル・シンフォニック・ジャズ・スイーツ
Sławek Jaskułke and Filharmonia Łódźka im.Artura Rubinsteina / The Royal Symphonic Jazz Suite

RPOZ-10109
定価¥3,080(税抜価格¥2,800)

解説:大西 穣

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「The Royal Symphonic Jazz Suite」コンサート映像
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スワヴェク・ヤスクウケの新たなる到達点。全曲書き下ろし&全楽器編曲、自身のジャズ・セプテットとポーランドの名門オーケストラによる美しい音のタペストリー。

■スワヴェク・ヤスクウケの底知れぬ才能が生み出した、ジャズ・セプテットとオーケストラによるサウンド・タペストリー。ジャズのインプロヴィゼーションとオーケストラの気品あるサウンド、パーカッシブなパートと繊細で静かなセクションとが交互に現れ交差する壮大なジャズ組曲。それぞれのサウンドが互いに溶け合い、調和し、絶えず浸透し合って高度なハーモニーの色彩が飽きることなく続いていく。本作はスワヴェクが全曲の作曲/編曲/オーケストレーション~全楽器のスコアを担当、ジャズとクラシック~プロコフィエフ/ラヴェル/ドビュッシー等~が一体化したようなまさに音の一大絵巻とでも言える内容。

■共演は1915年に創立され、ワルシャワ・フィルに次いで旧ロシア分割地域で2番目に常設の交響楽団となった名門アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団(旧ウッチ・フィルハーモニー管弦楽団)。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、クリスチャン・ツィメルマン他多くの世界的ソリストとも演奏し、ウッチで生まれたルービンシュタインの、ポーランドにおけるラスト・コンサートでも共演したまさに最高峰のオーケストラとして世界中で知られている。

■この企画はアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルが毎年夏に行うフェスの25周年を記念してスワヴェクにフェス用新曲を依頼、半年で完成させて8月に初演したコンサートを記録した内容であり、ポーランド文化省と国家遺産省も共同出資した大型プロジェクト。ジャズとクラシックのアンサンブルを融合させ、濃密でハーモニー豊かな音楽のレイヤーを表現している。セプテットのメンバーはスワヴェクがここ数年共に演奏しているミュージシャン達であり、既に把握しているそれぞれの楽器の音色等を念頭に作曲したという。長年ラージ・アンサンブルによる音のパレットを作り上げることを願っていたスワヴェクがその音楽的才能と経験をすべて注いだ傑作アルバム。


  1. Part I
  2. Part II
  3. Part III
  4. Part IV
  5. Part V
  6. Part VI


■作曲・編曲:スワヴェク・ヤスクウケ
■指揮:シモン・モルス
■2024年8月31日 ウッチ・コンサートホール ライヴ録音

スワヴェク・ヤスクウケ Sławek Jaskułke
 (composition, instrumentation, piano, musical)

エミル・ミシュ Emil Miszk
  (trumpet)
ミハウ・ヤン・チェシェルスキ Michał Ciesielski
  (alto saxophone)
ラデク・ノヴィツキ Radek Nowicki
  (tenor saxophone)
ドミニク・ウカシュチク Dominik Łukaszczyk
  (trombone)
フィリプ・アラシムヴィチ Filip Arasimowicz
  (double bass)
アラン・カポウカ Alan Kapołka
  (drums)

アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団
(旧ウッチ・フィル)
  Orkiestra Symfoniczna Filjarmonia Łódźka im.Artura Rubinsteina
シモン・モルス Szymon Morus
  (conductor)


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