サルタン・スティーヴンスン/エル・ロイ 【日本先行発売】

サルタン・スティーヴンスン / エル・ロイ
エーラ


2025.3.5.RELEASE (Digital 3.28)

サルタン・スティーヴンスン
エル・ロイ 【日本先行発売】

Sultan Stevenson / El Roi

RPOZ-10105
定価¥2,640(税抜価格¥2,400)

解説:柳樂光隆 (Jazz The New Chapter)

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「Unspeakable Happiness」
《CLICK》1st Single


サウス・ロンドンのジャズ・シーンで現在最も注目されているTWs出身のピアニスト、サルタン・スティーヴンスンの待望の最新作が満を持して登場。

■ロンドンのジャズ・シーンでまさに今現在最も急速に頭角を現している、Tomorrow’s Warriors出身24才の若手アーティストによる最新作。ジャズ/R&B/クラブジャズ/ヒップホップ/カリブ&アフリカ音楽他が渦巻いてハイブリッド化が常態化している近年のUKジャズ・シーンの動きの中で、TWs出身者たちによるストレート・ジャズ・シーンもアクティヴな動向を見せており、その中で文字通り最大の注目アーティストといえる。

■サルタン・スティーヴンスンはハックニー生まれの24才で、バルバドスのラジオ局でジャズラジオ番組を担当していた父親とセントビンセント出身の母を持つ。マッコイ・タイナーやケニー・カークランド、作曲面ではジェリ・アレン等の影響を受けており、ジュリアン・ジョセフやサイモン・パーセルに指導を受ける。10代後半にJJJA(ジュリアン・ジョセフ・ジャズ・アカデミー)に在籍、その後ヌバイア・ガルシアやシャバカ・ハッチングス、エズラ・コレクティヴ他多くのアーティストを輩出した音楽教育NPOのTomorrow’s Warriorsを経てロンドンの音楽・演劇のトップスクールであるギルドホール音楽院を2023年に卒業したばかり。

■2020年頃から現在のトリオと演奏を始め、2022年にはロンドンのジャズ・サーキットをリードし続けマーキュリー・プライズ他数々の受賞歴があるデニス・バティスト(ts)が参加したデビュー作『Fauthful One』を録音、翌年リリースすると瞬く間に話題となりThe Parliamentary Jazz Media Award(英議会ジャズ賞)の「最優秀ニューカマー賞」を受賞、同世代の最も有望なスターの一人と目されている。既に「Jazz Re:freshed」「The Jazz Cafe」「EFGロンドン・ジャズ・フェス」他での演奏は大きな評判を呼んでおり、2024年にはテキサスで開催されたSXSWのジャズイベント「Jazz Re:freshed ‘outernational」でも2つのショーケース枠に選ばれた。

■この最新作はUKのEdition Recordsからリリース。デビュー作の続編的な内容で、ゴスペル・ミュージックへのリスペクトをベースに躍動感と彼のパーソナリティーに直結した穏やかな内省がコントラストに満ちた魅力的なサウンド構成として表現されている。印象的なモチーフ、選びぬかれたヴォイシング等は既に完成の域にすらあり、各曲タイトルもゴスペルチックなもので、乾いたスピリチュアル・ジャズ的な演奏から感じられるモダンな息吹が素晴らしい。レコーディング・メンバーはレギュラー・トリオと、デビュー作に続きジョシュ・ショート、さらに宇多田ヒカル『BADモード』やヌビヤン・ツイスト『Freedom Fables』にも起用されたソウェト・キンチが今回は参加している。


  1. アンスピーカブル・ハピネス
      Unspeakable Happiness
  2. ア・リージョン・イン・マイ・マインド
      A Region in My Mind
  3. アライズ
      Arise
  4. マイ・アンビリーフ
      My Unbelief
  5. パーパス
      Purpose
  6. ウィズダム
      Wisdom
  7. アイ・ビリーヴ
      I Believe
  8. エル・ロイ
      El Roi


■作曲:サルタン・スティーヴンスン
■エグゼクティヴ・プロデュース:デイヴ・ステイプルトンン
■録音:ルー・レマー 2024年2月
 at Temple Music Studio in Sutton, London9
■ミックス&マスタリング:デイヴ・ダーリントン

 サルタン・スティーヴンスン (ピアノ)
  Sultan Stevenson (Piano)
 ジェイコブ・グリン (ベース)
  Jacob Gryn (Bass)
 ジョエル・ウォーターズ (ドラムス)
  Joel Waters (Drums)

  ジョシュ・ショート (トランペット/フリューゲルホルン)
  Josh Short (Trumpet/Flugelhorn)
  *tracks 1,2 & 8
 ソウェト・キンチ (テナー・サックス)
  Soweto Kinch (Tenor Saxophone)
  *tracks 1,2 & 8