2024.11.6.RELEASE(Digital 11.8)
エリプシス
(マイケル・リーグ/ペドリート・マルティネス/
アントニオ・サンチェス)【日本先行発売】
Elipsis (Michael League/Pedrito Martínez/
Antonio Sánchez)
RPOZ-10102
定価¥2,640(税抜価格¥2,400)
解説:吉本秀純
スナーキー・パピーのマイケル・リーグが結成した、最強トリオによる新グループ「エリプシス」のデビュー作。ルーツ・ミュージックが高い解像度でアップデイトされた、リズムと音色のカレイドスコープ。
■ここ数年、さらにグローバル・ミュージックとの接点を増やしているスナーキー・パピーとGroundUPレーベルを率いるマイケル・リーグ。自身のソロ・アルバム『ソー・メニー・ミー』でも中東~北アフリカのパーカッションの大幅な導入、また最近ではブラジル音楽とジャズが融和したナタリー・クレスマン&イアン・ファキーニのリリース、インド人女性シンガーのヴァリジャシュリー・ヴェヌゴパルのプロデュース、キューバ人ピアニストであるアロルド・ロペス・ヌッサのブルーノート移籍作をプロデュースする等、広範囲な活動を続けている。
■そんなマイケル・リーグが「伝統に片足を、未来に片足を深く入れた、未来のフォークロア」をコンセプトに、ホセ・ジェイムズ『1978』にも参加したキューバ人“天才”パーカッション奏者&ヴォーカリストのペドリート・マルティネス、4度のグラミー賞に輝き現代最高峰のジャズ・ドラマーとして人気の高いアントニオ・サンチェスと新グループを結成。ペドリート・マルティネスはアフロ・キューバンの伝統を携えながら、スティーヴ・コールマン/ウィントン・マルサリス/ジェルバ・ブエナ他様々な場所で活躍しNYのリズムを変えたとまで言われる革新的なアーティスト。アントニオ・サンチェスは約20年にわたるパット・メセニー・グループのドラマーや、また映画『バードマン』のスコア等で世界的に名を馳せると共に現代ジャズ・シーンの最重要人物。
■三人は同時期にニューヨークに住んでいたこともあり、他アーティストのプロジェクトにサイドマンとして共に参加したり、またペドリートは2017年の、アントニオは2022年のGroundUp Music Fesに出演したりと交流は長く続いていた。そして7年程前にアントニオのアイデアでグループ結成のアイデアを提案され、ようやく形となった。本作はまずペドリート&アントニオがニューヨークのスタジオで即興で元のリズムを作り、その後スペインにあるマイケルのスタジオでセッションを行い、それらを元に最終的にマイケルが曲を書いて仕上げたという。
■サウンドは超絶技巧の生音とエレクトロニクスがハイレベルで融合。アフロ・キューバンとジャズ&ポップス、重量感と浮遊感、快楽的な打楽器とめくるめくマイケル・リーグ的なキーボードとベース音像から生まれるグルーヴが素晴らしい。三人ともに他ジャンルとの接続を頻繁に繰り返しながら新しい音楽領域を開拓しており、まさに時代とジャンルが混然一体となったフューチャリスティックなルーツ・ミュージック。
■プロデュース:マイケル・リーグ
■共同プロデュース:アントニオ・サンチェス、ペドリート・マルティネス
■作曲:
マイケル・リーグ、ペドリート・マルティネス、アントニオ・サンチェス
■録音:
ダニエル・サニント at Power Station, ニューヨーク
マイケル・リーグ at Estudi Vint, カタルーニャ
アントニオ・サンチェス at Miigration Studios, バルセロナ
■録音:2019年11/23~24 カリフォルニア、ティン・ルーフ・スタジオ録音
■ミックス:ニック・ハード
■マスタリング:デヴイッド・マクネアー
マイケル・リーグ Michael League
(kyd, key.b, el.b, el.g, ngoni, vo)
ペドリート・マルティネス Pedrito Martínez
(congas, batas, vo)
アントニオ・サンチェス Antonio Sánchez
(ds, el.programming, mellotron)
NOW ON SALE
『マイケル・リーグ/ソー・メニー・ミー』RPOZ-10069