2023.5.10.RELEASE
グレッチェン・パーラト&リオーネル・ルエケ
リーン・イン【日本先行発売/日本盤ボーナス曲】
Gretchen Parlato & Lionel Loueke / Lean In
RPOZ-10085
定価¥2,640(税抜価格¥2,400)
解説:柳樂光隆 (Jazz the New Chapter)
「I Miss You」
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「Lean In (feat. Mark Guiliana)」
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「If I Knew (feat. Burniss Travis & Mark Guiliana)」
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グレッチェン・パーラトの最新作は、20年もの時を経てようやく実現した盟友である天才ギタリスト、リオーネル・ルエケとのコラボレイト・アルバム。
■前作『フロール』でさらに音楽的、アーティスト的に進化したグレッチェン・パーラトの最新作は、自身が2004年セロニアス・モンク・コンペでウィナーを勝ち取った翌年に発表したデビュー作『gretchen parlato』で、そのアルバム・サウンドの重要なパートを担っていた西アフリカ ベナン共和国出身のギタリスト、リオーネル・ルエケとのコラボ・アルバム。リオーネル・ルエケはハービー・ハンコック、エスペランサ・スポルディング、挾間美帆他と共演し、2012年にはロバート・グラスパーのプロデュース作『Heritage』、さらにグラスパー率いるブルーノート・オールスターズのメンバー(2017)や、ハービー・ハンコック集『HH』(2020)~ジャイルス・ピーターソンによる『HH Reimagined』が2022年秋リリース~等でワン&オンリーの存在感を世界中に見せつけているギタリスト。グレッチェンとはセロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズ時代から20年以上にもわたる盟友でもあり、ようやく実現した待望の本格的コラボレイト作品。
■グレッチェンの深遠ともいえるヴォーカルと抜群のリズム感覚、そしてリオーネルの様々なパーカッシヴ・ギター奏法と、アフリカ南部で特徴的なクリック音を用いるヴォーカルが有機的なアンサンブルとして構築され、現代ジャズ最高峰の音楽的スキルに満ちた内容。レコーディングは2022年2月~4月LA録音。二人はそれぞれパーカッションも演奏、さらにマーク・ジュリアナ(ds, pesc)、バーニス・トラヴィス(b)も参加。愛息マーレー・ジュリアナもヴォイスで3曲参加しており、アフリカ音楽との親和性も高い子供の声を効果的にアンサンブルの一部にしている。
■収録曲は80~90年代にヒット曲を連発した女性R&Bグループ、クライマックスのカヴァー(M2)、エリス・レジーナが1969年名作『コモ・イ・ポルケ』で「Samba Da Pergunta」として歌った名曲(M5)、そしてグレッチェンが自身の1stアルバムでもとりあげた「ノンビニョン」(M8)、さらにフー・ファイターズ97年作『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』からのカヴァー(M12)等を収録。二人のオリジナル曲でも、マーク・ジュリアナ他との共作などでは、たゆたうようなアフリカン・グルーヴやブラジル音楽、ジャズ他が一体となった極上の世界を表現している。
グレッチェン・パーラト Gretchen Parlato (Voice, Percussion)
リオーネル・ルエケ Lionel Loueke (Guitar, Voice, Percussion)
マーク・ジュリアナ
Mark Guiliana (Drums, Percussion) *M2,3,6,7,9,11,12
バーニス・トラヴィス Burniss Travis (Electric Bass) *M3,6,11
マーレー・ジュリアナ Marley Guiliana (Voice) *M3,6,12
リサ・ルエケ Lisa Loueke (Voice) *M3
■プロデュース: グレッチェン・パーラト & リオーネル・ルエケ
■レコーディング:ピート・ミン at ルーシーズ・ミート・マーケット,
LA on March 2-4 2022
■ミックス:ピート・ミン at ルーシーズ・ミート・マーケット,
LA on March 8, April 13-14 2022
■マスタリング:デイヴ・ターリントン at ベース・ヒット・レコーディング,
NYC on May 20 2022
NOW ON SALE
『フロール』RPOZ-10064
『ザ・グレッチェン・パーラト シュプリーム・コレクション』RPOZ-10017
『ティレリー』RPOZ-10026