トリオセンス
ヒドゥン・ビューティー

トリオセンス | ヒドゥン・ビューティー

2017.4.19. RELEASE

トリオセンス | ヒドゥン・ビューティー
triosence| hidden beauty

RPOZ-10031
定価2,400円 (+税) 

解説:佐藤英輔

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北欧ジャズの清冽さをベースに、前作以上に広い音楽性を加えた独特のリリシズム。トリオセンス4年ぶりの最新オリジナル・アルバム。


■スタジオ・アルバムとしては『ターニング・ポインツ』(2013)以来の新作。ベーシストにオマール・ロドリゲス・カルボを加えた新編成で、ブラジル/ラテンの要素も取り入れたジャズならではの多様性を、持ち味であるユーロ・ピアニズムに変換させ新しいステージへとステップアップした最新作!

■メンバーはベルンハルト・シューラー(p)、ステファン・エーミッヒ(ds)、そして新加入のオマール・ロドリゲス・カルボ(b)(M-6,7,11のみベースはマティアス・ノヴァク)。オマールはキューバ出身でドイツではティングヴァル・トリオに参加するなどの実力派。彼の存在がトリオセンスに新しい感覚をもたらせている。アルバム・タイトル"hidden beauty"とは、ベルンハルトが読んだ女性作家の自叙伝~臨死体験から復活して感じた"深遠な美の存在"について書かれた本~にインスパイアーされ、「多様性の美」というコンセプトに辿り着いた。さらに2015年ブラジル・ツアーでの経験なども反映され、ブラジル音楽(M5, 9)やラテン(M8)の要素、さらにはフランク・シナトラのアメリカン・ソングブック的要素(M6)など幅広く盛り込まれている。

■全体を包み込む、澄んだ空気のような音で奏でられるリリシズムも極上。冒頭トラック(『ターニング・ポインツ』ポートラの新録)や、ビル・エヴァンスにインスパイアーされた演奏(M10)をはじめ、力強さと叙情性が混在した傑作盤。録音はドイツ、シュロス・エルマウ・スタジオ。ミックスはECMの拠点オスロのレインボー・スタジオでヤン・エリック・コングスハウス(ECMの名エンジニア)、さらにハンザハウス・スタジオでクラウス・ゲヌイトが担当。マスタリングはNYステアリング・スタジオのグレッグ・カルビという強力布陣。


1.アズ・イット・ウォズ・イエスタデイ
  as if it was yesterday

2.ヒドゥン・ビューティー
  hidden beauty

3.サッド・チリアン
  sad chilean

4.ヒット・バイ・ライフ
  hit by life

5.タイジーニャ
  thaisinha

6.デイ・アット・スカーレッツ
  day at scarlett's

7.サム・シングス・ネヴァー・チェンジ
  some things never change

8.アウト・オブ・リーチ
  out of reach

9.ジュケイ
  juquei

10.リーヴ・ミー・ヒア
  leave me here

11.ベイシカリー・イッツ・オール・クワイト・シンプル
  basically its all quite simple

【日本盤ボーナス・トラック】
12. ジャスミン
  Jasmine



Piano & composition
  bernhard schüler

Bass
  omar rodriguez calvo
  matthias akeo nowak (M6, 7, 11 )
Drums & percussion
stephan emig

*Produced by bernhard schüler, christoph armbrecht
*Recorded at schloss elmau,
august 28 – 30, 2016 by rolf dressler
*Mixed at rainbowstudio, oslo by jan erik kongshaug
and at hansahaus studio, bonn by klaus genuit
*Masterd at sterling sound, new york by greg calbi