2022.7.20. RELEASE (Digital 8.5)
アレクシア・ボンテンポ
甘いカルナヴァル【日本先行発売】
Alexia Bomtempo – Doce Carnaval
RPOP-10032
定価¥2,640 (税抜価格¥2,400)
解説:江利川侑介
「Banho de Cheiro (feat. Roberta Sá)」
OFFICIAL MUSIC VIDEO
ブラジルのカーニバルを題材にした曲をスウィート・ヴォイス&サウンドでアップデイト。『アメリカン・ユートピア』のマウロ・レフォスコ、さらにホベルタ・サーや元レッチリのジョシュ・クリングホッファー他がfeat.参加。
■1stアルバム『アストロラビオ』(08)、ピエール・アデルニとのユニット『ドーシス・カリオカス』(10)、カエターノ・ヴェローゾ英語曲カヴァー集『アイ・ジャスト・ハプン・トゥ・ビー・ヒア』(12)、現代ブラジル音楽を代表するアーティスト達とのNY録音前作『真夜中のため息』(18)他といった既発国内盤、さらに3回の来日公演により日本で人気の高いアレクシア・ボンテンポの最新アルバム。
■今回はコロナ禍により2年連続で延期や中止が相次いだブラジルのカーニバルへの思いを綴った内容。カーニバルの至福の時を思い起こさせるような曲を演奏して、離れている人や世界中の人たちと繋がりたいという思いからこのプロジェクトはスタートした。カーニバルを題材にした曲や、自身が強い思い入れを持っているカーニバル曲を、内省的かつデリケートなサウンドで表現してオマージュしたものとなった。原曲のアレンジを分解して、より繊細なボサノヴァ/サンバとしてエフェクティヴな音像と共にアップデイト。ヨーロッパ的な室内アンサンブルとヴィラ・ロボス風の対位法を使った木管アレンジや(M4)、エンニオ・モリコーネを意識した弦楽四重奏のアレンジ(M1)など、自身の個性とうまくマッチさせている。すっきりとした余韻を残すフェミニンでふくよかな美しい歌声はさらに心地良さを増している。
■収録曲はエルバ・ハマーリョも歌ったカルロス・フェルナンド作(M2)、バイーアの顔役カルリーニョス・ブラウン作(M4)、ピエール・バルー&シコ・ブアルキ永遠の名曲(M5)、「モーホのアヴェ・マリア」他古典サンバの名作曲家エリベウト・マルチンス作(M7)、サンバ・バイアーノを代表するバタチーニャ作の名曲(M8)他、最高のレパートリーばかり。
■参加メンバーはデヴィッド・バーン「アメリカン・ユートピア」の音楽監督マウロ・レフォスコ(perc)を軸に、メロディ・ガルドーとのデュオ新作でさらに注目を集めるバーデン・パウエルの息子フイリップ・バーデン・パウエル(p)、元ラウンジ・リザーズのマイケル・ブレイク(sax)他。そして今回はゲスト・ヴォーカルが超豪華。冒頭曲はマウロのアイデアで参加が実現した元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョシュ・クリングホッファー、さらに現代MPBの文字通りトップ・シンガーで友人でもあるホベルタ・サー(M2)、フロアー・サンバの第一人者フェルナンダ・アブレウ(M3)、ピエール・バルーの娘マイア・バルー(M5)、サンバ・ミクスチュアーのパイオニアであるオットー(M6)、そしてカシンもプロデュース&アレンジで参加している(M5)。
01.カメレオン・ラヴァーズ (feat. ジョシュ・クリングホッファー)
*3rdシングル(7/8)
Chameleon Lovers (feat. Josh Klinghoffer)
[Philippe Powell, Alexia Bomtempo, Alexandre Vaz, Jake Owen]
02.魔法の水 (feat. ホベルタ・サー)
*1stシングル(6/1)
Banho de Cheiro (feat. Roberta Sá)
[Carlos Fernando]
03.ドミンゴ (feat. フェルナンダ・アブレウ)
*2ndシングル(6/22)
Domingo (feat. Fernanda Abreu)
*[Waldir da Vala, Aurinho da Ilha, Ione do Nascimento,
Ademar Vinhaes]
04.ハプンゼウ
Rapunzel
[Carlinhos Brown, Alaim Tavares]
05.仮面の夜 (feat. マイア・バルー)
La Nuit des Masques (feat. Maïa Barouh)
[Chico Buarque, Pierre Barouh]
06.マル・アクストゥマーダ (feat. オットー)
Mal Acostumada (feat. Otto)
[Meg Evans, Ray Araújo]
07.明け方3時
Às 3 da Manhã
[Herivelto Martins]
08.サンバをする権利
Direito de Sambar
[Batatinha]
09.カルナヴァルで死にたい
Quero Morrer no Carnaval (vignette)
[Luiz Antônio, Eurico Campos]
■プロデュース:アレシャンドリ・ヴァス & ジェイク・オーウェン
(M5 カシン)
■アディショナル・プロデュース:マウロ・レフォスコ
アレクシア・ボンテンポ(vocals)
アレシャンドリ・ヴァス
(ac.guitar, el.guitar, additional kb and programming)
ジェイク・オーウェン
(el.guitar, br.guitar, additional kb and programming, string/wind arranging)
マウロ・レフォスコ(ds, perc, programming, additional kb)
カシン(programming, production *M7),
フィリップ・バーデン・パウエル(fender rhodes *M5)
ジャキス・モレレンバウム(cello *M8)
アルベルト・コンチネンチーノ(el.b *M8 / synth bass *M5)
ジョルジ・コンチネンチーノ(cl *M7)
ステファン・サンフアン(additional perc M1,5)
グスタボ・ディ・ダウバ(additional perc M1)
ジョルジ・アイウトン&ミルトン・ゲデス(back vo *M5)
ホドリゴ・タヴァレス(fender rhodes & synths *M8)
マイケル・ブレイク(alto fl *M3,4) 他
NOW ON SALE
夜の甘い空気と共にリオとブルックリンのかぐわしい香りがむせかえり、ボサノヴァとジャズが交差する名作。
『アレクシア・ボンテンポ/真夜中のため息』RPOP-10026