ジリアン・マーゴ
パワー・フラワー

ジリアン・マーゴ | パワー・フラワー

2019.12.11. RELEASE

ジリアン・マーゴ
パワー・フラワー【日本先行発売】
Gillian Margot | Power Flower

RPOZ-10051
定価2,500円 (+税) 

解説:渡辺 亨

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トロント出身NY在、ニーナ・シモンにも影響されたエモーショナルで繊細なスモーキー・ヴォイス。ジョー・サンプル、スティーヴィー・ワンダー他カヴァーも収録。

■カーティス・メイフィールド、ボビー・コールドウェル、ジョニ・ミッチェル、ジミー・ウェッブ、ポーティスヘッド他を独自のサウンドでカヴァーした前作『Black Butterfly 』(2016)が日本でも話題となったジリアン・マーゴの最新作。ニーナ・シモンに影響されたことも納得できるエモーショナルながら繊細でスモーキーなヴォイス、フィリス・ハイマン風のJAZZ的R&B性、そして現代ジャズ・ヴォーカル・サウンドに80年代テイストも感じさせる幅広いヴィジョン。ストリングス・アンサンブル等も交え、適度なディープ・フィーリングがコンテンポラリー・サウンドの中で心地よく飛翔する快作。カヴァー・アートは国内でDj JinやGrooveman Spot他、海外でジョージア・アン・マルドロウやマーク・デ・クライヴ-ロウのジャケットを担当した世界中で活躍する日本人クリエイターのTOKIO AOYAMA(青山宗央)によるもの。

■収録曲はオリジナルに加え、ニーナ・シモンやローリン・ヒル、クレゴリー・ポーターでもお馴染みのトラッド名曲「ブラック・イズ・ザ・カラー」、ウェザー・リポートの『ウェザー・リポート(1982)』よりウェイン・ショーター作、ジョー・サンプルがランディ・クロフォードやレイラ・ハサウェイと共演した名曲、スティーヴィー・ワンダー『シークレット・ライフ』からアルバム・タイトル曲等、極めて現代ジャズ的感覚のカヴァー・セレクション。

■メンバーは近年活動を共にしているジェフリー・キーザー(p)、そしてマリア・シュナイダー・オーケストラ出身の女性トランペッター イングリッド・ジェンセン(tp)、シェイマス・ブレイク(ss)、デイヴ・ホランドとの共演も名高い実力派ドラマー ビリー・キルソン(ds)、マーク・ホイットフィールド・ジュニア(ds)他といった実力派揃い。


01.ブラック・イズ・ザ・カラー(オブ・マイ・トゥルー・ラヴズ・ヘアー)
  Black Is the Colour (of My True Love’s Hair)
  (traditional)
02.パワー・フラワー
  Power Flower
  (Stevie Wonder, Michael Sembello)
03.ホエン・イット・ウォズ・ナウ
  When It Was Now
  (Wayne Shorter / Gillian Margot McMillan)
04.ディス・ナイト
  This Night
  (Gillian Margot McMillan and Geoffrey Keezer
   / Gillian Margot McMillan)
05.ワン・デイ・アイル・フライ・アウェイ
  One Day I’ll Fly Away
  (Joe Sample / Will Jennings)
06.ライトハウス
  Lighthouse
  (Gillian Margot McMillan)
07.シャドウ・ボックス
  Shadow Box
(Gillian Margot McMillan and Geoffrey Keezer
   / Gillian Margot McMillan)


ジリアン・マーゴ (voices)
イングリッド・ジェンセン (trumpet) *tracks 1, 7
シェイマス・ブレイク (soprano saxophone) *track 3
ベンジャミン・バトラー (guitar) *tracks 4, 6
ジェフリー・キーザー (piano, keyboards)
リッチー・グッズ (bass)
ビリー・キルソン (drums) *tracks 2, 3, 5, 6, 7
マーク・ホイットフィールド・Jr. (drums) *tracks 1, 4
ムニャンゴ・ジャクソン (percussion) *tracks 2, 4
LIZEN STRINGS・オブ・ハイランド・パーク (strings) *tracks 1, 6


※2017, 2018, 2019年NYバンカー・スタジオ録音
■プロデュース:ジリアン・マーゴ
■アレンジ:ジリアン・マーゴ *tracks 1-7
ジェフリー・キーザー *tracks 2, 4, 5, 7
■カヴァー・アート:TOKIO AOYAMA