スコット・コリー、エドワード・サイモン&ブライアン・ブレイド
スリー・ヴィジターズ【日本盤ボーナス曲/日本先行発売】

スコット・コリー、エドワード・サイモン&ブライアン・ブレイド | スリー・ヴィジターズ

2024.10.30.RELEASE(Digital 11.1)

スコット・コリー、エドワード・サイモン
  & ブライアン・ブレイド
スリー・ヴィジターズ【日本盤ボーナス曲/日本先行発売】

Scott Colley, Edward Simon & Brian Blade
 Three Visitors

RPOZ-10101
定価2,640円(税抜価格2,400円) 

解説:杉田宏樹

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現代ジャズ・シーンで最も信頼できる三人によるアルバムは、情景を浮かび上がらせる映像的なサウンド。ゲストにベッカ・スティーヴンス、クリス・ポッターも参加。

■世界最高峰ドラマーのブライアン・ブレイドを軸にして、SFジャズ・コレクティヴのメンバーとして長く活躍するエドワード・サイモン、さらにパット・メセニーとの共演やブライアン・ブレイドも加わったウォルフガング・ムースピールとのトリオでECMからアルバム・リリース&2023年来日でも話題となったスコット・コリーという最強トリオによるユニット。それぞれのソロ・アルバムやジョン・パティトゥッチ等の他アーティストのアルバムで互いの共演歴も長く、2014年にこの三人で録音した『Steel House』の続編的な素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれる。

■人々が生きている世界やテリトリーは一時的なもので、アートや音楽を通じて同じように一時的な別のテリトリーに訪れることができるというイメージを出発点に、「Three Visitors」というアルバム・タイトルがつけられたという。それらは3人が記憶や感情を呼び起こす具体的な場所(Far Rockway他)もあるが、それぞれのコンポジシヨンによってお互いの心を訪れることができるかもしれないというマインドストリーム的な仏教哲学の影響も関係している。ECM的サウンドをベースにしつつもブライアン・ブレイドの曲「金繕い(=金継ぎ)」やエドワード・サイモンの曲「Nostalgia」他にそのあたりの影響も感じとれる。

■ゲストにSFジャズ・コレクティヴにも参加しているクリス・ポッター(ts)、ベッカ・スティーヴンス(vo)も参加。また、3曲に参加している弦楽四重奏は、スティーヴ・ライヒやパット・メセニー他との共演を始め長いキャリアを誇るリチャード・ルード(vl)とエリザベス・リム・ダットン(vl)、ジョン・パティトゥッチの妻でチェロ奏者としても知られるサチ・パティトゥッチ他を擁したNYでの真の実力派揃い。

■スコット・コリーとブライアン・ブレイドは、ウォルフガング・ムースピール・トリオとして10/4-6に来日公演が決定している(丸の内コットンクラブ)。


01.ノスタルジア
   Nostalgia (Edward Simon)
02.キンツクロイ
   Kintsukuroi (Brian Blade)
03.エリプシス
   Ellipsis (Scot Colley)
04.ザ・チケット
   The Thicket (Scot Colley)
05.スリー・ヴィジターズ
   Three Visitors (Scott Colley)
06.ユー・アー feat.クリス・ポッター
   You Are feat.Chris Potter (Edward Simon)
07.アイ・ワナ・ビー・ウィズ・ユー feat.ベッカ・スティーヴンス
  I Wanna Be With You feat.Becca Stevens
    (Becca Stevens/Edward Simon)
08.ファー・ロッカウェイ
   Far Rockaway (Scott Colley)
【日本盤ボーナス・トラック】
09.ウィズ・ユー
   With You (Edward Simon)



■プロデュース:
 スコット・コリー/エドワード・サイモン/ブライアン・ブレイド
■アレンジ:
スコット・コリー/エドワード・サイモン/ブライアン・ブレイド M2,3,4
エドワード・サイモン&ショーン・ワークマン (ストリングス・アレンジ)M1
スコット・コリー M5,8
エドワード・サイモン M6,7,9
■録音:2019年11/23/~24日 CA、ティン・ルーフ・スタジオ録音
■ミックス:ジェフ・クレスマン
■マスタリング:ネイト・ウッド

スコット・コリー Scott Colley (bass)
エドワード・サイモン Edward Simon (piano, keyboards M-6,7)
ブライアン・ブレイド Brian Blade (drums)

クリス・ポッター Chris Potter (tenor saxophone)M6
ベッカ・スティーヴンス Becca Stevens (vocals)M7
ハナ・ダグダガン Jana Dagdagan (voice) M6
リチャード・ルード Richard Rood (violin)M1,6,8
エリザベス・リム・ダットン Elizabeth Lim Dutton(violin)M1,6,8
キャスリン・ロックウッド Kathryn Lockwood(viola)M1,6,8
サチ・パティトゥッチ Sachi Patitucci (cello)M1,6,8
ロジェリオ・ボッカト Rogerio Boccato (percussion)M7