2020.11.18. RELEASE
ジョシュア・クランブリー
ライズ
Joshua Crumbly | RISE
RPOZ-10062
定価2,400円 (+税)
解説:柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
試聴PV「Afria」
*Africa+Asiaという意味のアルバム冒頭曲
試聴PV「Noah」
*ニューエイジ的感覚も内包したアルバム・テイストを象徴するナンバー
カマシ・ワシントン、リオン・ブリッジズ他との共演で、アルバムが待ち望まれていたアーティストの初リーダー作。アンビエント感も漂わせながら空間を埋めていく映像的なサウンド。ファビアン・アルマザン他が参加。
■テレンス・ブランチャード『Magnetic』参加に始まりケンドリック・スコット、カマシ・ワシントン、リオン・ブリッジス、ステフォン・ハリス、リズ・ライト、アンソニー・ウィルソン、アクセル・トスカ率いる(U)NITYとの共演等、今やシーンに欠かせない才能豊かな若手ベーシスト、ジョシュア・クランブリーの初リーダー作が登場。現代ジャズを基調としながらも、エレクトロ・アンビエントとLA~シカゴのニューエイジ的音色、さらには母方のルーツであるインド的旋律すら取り入れたサウンド作りは秀逸。多ジャンルの要素を混在させながら抜群の空間構成力と高い作曲・アレンジメント力、多彩なリズムと音色で仕上げた本年度屈指の傑作。
■参加メンバーは、テレンス・ブランチャード・バンド以来の盟友ファビアン・アルマザン(p)、ハイスクール時代から交流があり共にリオン・ブリッジスのバンド・メンバーで同バンドのミュージカル・ディレクターも務めるジョシュ・ジョンソン(sax)、その繋がりから参加したジェフ・パーカー(g)、Robynやカインドネスとも活動し、ローレン・デスバーグ来日公演でも好評だったマティス・ピカード(p,synth)、カマシ・ワシントンにも起用されているジョナサン・ピンソン(ds)と充実。さらにテラス・マーティンやブラクストン・クック他とも共演、ジョナサン・バーバー・トリオでジョシュアと共に来日もしたテーバー・ゲイブル(p)、父であるサックス奏者ロニー・ クランブリーも参加。
■アフリカ音楽のンビーラの音色をインド的旋律で効果的に使った冒頭曲に始まり、トリップ・ホップ的なM2, ゆったりとポリフォニックに旋回するシネマティックな作風M3、空間美に溢れるM4、心地よいダビーなM5、ヴィクター・ベイリーに捧げたM6、ソウルフルなM7、タブラが効果的なM9他全曲アイデアに溢れた内容。
01.アフリア
Afria (Joshua Crumbly/Ronnie Crumbly)
02.ニュー・ロック・シンギィー
New Rock Thingy (Joshua Crumbly)
03.ノア
Noah (Joshua Crumbly)
04.リメンバリング
Remembering (Joshua Crumbly)
05.ヴァロール
Valor (Joshua Crumbly)
06.フォー・ヴィクター
For Victor (Joshua Crumbly)
07.シャウト・ソング
Shout Song (Joshua Crumbly)
08.ライズ
Rise (Joshua Crumbly)
09.ライト
Light (Joshua Crumbly)
■プロデュース:ジョシュア・クランブリー
■2017年、2019年 NYブルックリン Figure 8スタジオ録音作
■レコーディング&ミックス:マイケル・コールマン
■マスタリング:ジョン・コールス(ベア・コール・マスタリング)