ジェシー・ハリスとレベッカ・マーティンが1995年にNYマンハッタンのロウアー・イーストサイドで結成したユニット。活動は2年程度で1枚のオリジナル・アルバムを残しただけだったが、その後のジャズ・ヴォーカル・サウンドに計り知れない程の影響を残した。ジェシー・ハリスは現代を代表する天才シンガー・ソングライター。ワンス・ブルー解散後、ノラ・ジョーンズと活動を共にしてアルバム『Come Away With Me』に作者として「Don’t Know Why」他を提供(第45回グラミー賞でソング・オブ・ザ・イヤーを受賞)。その後もメロディ・ガルドー、リズ・ライト、ヴィニシウス・カントゥアリア、さらには日本人ミュージシャンのプロデュースと活動の幅を広げ、来日公演も多数。レベッカ・マーティンは、ジャズ・ヴォーカリストのテクニックを使い、ジャズ・ミュージシャン(ブライアン・ブレイド、カート・ローゼンウィンケル、ラリー・グレナディア他)達と共に親しみやすいフォーキーな楽曲を表現することにより両ジャンルの領域を広げた。近年はその可能性を推し進めた次世代のグレッチェン・パーラトやベッカ・スティーヴンスと共にティレリーを結成したり、さらにアルゼンチンのギレルモ・クラインとのコラボ盤を発売したりと活躍している。
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「ワンス・ブルー feat.レベッカ・マーティン&ジェシー・ハリス/ライヴ1996」
「レベッカ・マーティン/NY JAZZ FEEL COLLECTION」
「レベッカ･マーティン&オルケストラ･ジャズ･ヂ･マトシニョス/アフター･ミッドナイト」